ご依頼のきっかけ・ご提案
塗装のタイミングだと思われていたそうで、定期的なメンテナンスとして屋根塗装のご依頼をいただきました。
築年数も浅く、建てられてから17年ほどでした。
モニエル瓦をご使用になられていましたので、下塗りではモニエル瓦専用の下塗り剤、「ファインパーフェクトベスト強化シーラー」を使用しています。
▷参考記事:屋根塗装が必要なモニエル瓦とセメント瓦について解説
▷参考記事:モニエル瓦とは?雨漏り原因とメンテナンス、塗装における注意点
施工前

こちら住宅はモニエル瓦をご使用になられていました。
モニエル瓦とは、セメントと砂利を混ぜ合わせて作られたコンクリート瓦のことです。
材料がセメントと砂利のため屋根材そのものに防水する力はなく、塗膜によって防水機能が発揮されるので、色褪せる前に定期的な塗装のメンテナンスが必要とされています。
もともとヨーロッパで広く普及されていた屋根材でしたが、日本でも豊富なカラーと洋風のデザインが好まれ、1970年代~1980年代にかけて多く使用されるようになりました。
しかし、2010年にはこちらを取り扱っていた代理店の「日本モニエル株式会社」が解体、現在は購入することができなくなっています。
施工中
高圧洗浄

モニエル瓦には表面に、コンクリートを保護するために、「スリラー層」とよばれものが表面に施されています。
このスリラー層があると塗料が付着しずらくなるため、モニエル瓦の塗装は、最初に高圧洗浄でスリラー層を綺麗に取り除いていく必要があります。
高圧洗浄で取り除けなかった箇所はワイヤーブラシやスクレイパーを使用してケレン作業をおこない、手作業で丁寧に取り除いていきます。
下塗り

次に下塗りをおこなっていきます。
こちらもスリラー層に適した特殊な専用の塗料を使用します。
今回使用したのは日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト強化シーラー」で、吸い込みの激しい素材でも塗料の吸い込みが抑えられ、また、新しい塗膜を強固に密着させることができます。
中塗り・上塗り

下塗りが乾いたことを確認してから、次は中塗りをおこなっていきます。
そして、中塗りが乾いたら、最後に、上塗りです。
繰り返し塗ることで、色ムラをなくし、塗膜の厚みを形成することができるので、耐久性を高めることができます。
施工後

これにて完工です。
グレーの重厚感のある屋根になりました!
担当者のコメント
このたびば「だるま塗装」にご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
モニエル瓦の塗装には特殊な知識や技術が必要です。
間違った方法でおこなうと、せっかく塗った塗料が十分に密着せずに、早期に剥がれてしまうことになってしまうので、そうならないよう、きちんとした専門の業者にご依頼いただければと思います。
「だるま塗装」でもモニエル瓦の施工を多く取り扱っています。
お気軽にご相談ください!