施工前
こちらが施工前の様子です。
屋根の状態は普段生活をしているとあまり意識をすることがないかもしれません。
しかし、実際には10年過ぎを目安に劣化が進行し、色褪せが目立ち屋根材のひび割れなどが生じてきます。
当然、メンテナンスを怠ると雨漏りの原因にもなってしまいます。
早期発見することで、未然に雨漏りを防ぎ、無駄な修理を抑えられるため、まずは10年、20年の点検を心がけましょう。
施工中
まずは高圧洗浄にて屋根に溜まった汚れや旧塗膜を洗い流していきます。
汚れたままでは塗料の密着性を低下させてしまうため、入念に洗い流します。
その後、下塗りにて塗料の吸い込みを抑え、上塗り塗料との密着性を高めていきます。
次にタスペーサーの取り付けです。
スレート屋根の塗装で最も注意すべきなのは、屋根材の「縁切り」です。
これは塗装で屋根材同士の隙間が埋まると、水が抜けなくなり、雨水が逆流して 雨漏りの原因 になるためです。
これを防ぐために設置するのがこの「タスペーサー」 です。
上塗りには日本ペイントの「グランセラーベスト」を使用いたしました。
遮熱仕様で屋根の温度上昇を抑える効果にも期待できます。
施工後
これにて完工です。
築22年ノーメンテナンスということで、屋根は紫外線による経年劣化が出ていましたが、
下地はまだしっかりしていたため、補修＋高耐久の塗装で性能を回復できました。
担当者のコメント
この度は「だるま塗想」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
築22年ということで、屋根材の表面がかなり乾燥しており、放置すれば劣化が急加速する状態でした。
ただ、幸い大きな破損や雨漏りはなかったため、塗装でしっかりと保護膜を再形成できた良いタイミングだったと思います。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫かな？」と感じている方でも、今回のように割れや色褪せが出てきたらメンテナンス時期ですので、一度点検をおすすめします。
淀川区にて塗装工事、屋根に関するお悩みがございましたら、まずはお気軽にご相談下さい！
