淀川区を拠点に外壁塗装や屋根修理、雨漏り修理などを行う職人直営店です。

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外壁塗装の「のっぺり感」を解消する デザイン塗装の完全ガイド

~我が家の個性を蘇らせる、プロの技と失敗しないための3つの鉄則~

・第1章 なぜ、普通の塗装は「のっぺり」してしまうのか?

そもそも、なぜ一般的な外壁塗装をすると、家がのっぺりした印象になってしまうのでしょうか。その理由は、日本の塗装業界の「標準的な工法」にあります。現在の戸建て住宅の多くで使われている外壁材は「サイディングボード」という、工場で作られた成型板です。このサイディングの多くは、ベースの色の上に、溝の部分や模様の部分に違う色がうっすらと入っていたり、石目調やタイル調の複雑な凹凸デザインが施されていたりします。

しかし、外壁が経年劣化してチョーキング(触ると白い粉がつく現象)を起こしたり、ヘアークラック(細かいひび割れ)が入ったりすると、保護のために私たちは外壁全体に塗装を施します。

一般的な「単色塗り(塗りつぶし)」の工程

【工程1】 高圧洗浄で長年の汚れやコケを綺麗に洗い流す

【工程2】 クラックの補修やシーリング(コーキング)の打ち替えを行う

【工程3】 外壁全体に「下塗り」を1回入れる

【工程4】 その上から、選んだ色の「中塗り」「上塗り」を2回重ねる

この最後の仕上げの段階で、ローラーにたっぷりと塗料を含ませて、外壁全体を上から下までローラーで均一にコロコロと転がしていくわけです。職人の腕の見せ所は「塗り残しがないように、均一な膜厚で美しく仕上げること」ですから、文字通り壁全体をひとつの塗膜で均一に覆い隠すことになります。

その結果どうなるか。これまで外壁が持っていた「凹凸による自然な陰影」や「色と色のグラデーション」が、すべて一色の塗料の下に埋もれてしまうんです。防水性と耐久性はピカピカの新品に戻るのに、見た目の「立体感」や「表情の豊かさ」が消えてしまう。これが、のっぺり感の正体です。

「いや、単色のほうがすっきりしていて好きだ」という方ももちろんいらっしゃいます。それはそれで一つの正解です。でも、「本当はあのタイルの風合いが気に入っていたのに……」と少しでも心残りがあるなら、諦める必要はありません。その失われるはずの表情を、あえて手作業で蘇らせたり、さらに進化させたりする技術が「デザイン塗装」なんです。

・第2章 現場で選ばれている「デザイン塗装」の3つの引き出し

デザイン塗装といっても、ただ奇抜な色に塗り分けるわけではありません。建物の構造や、もともとの外壁が持っている個性を最大限に活かしながら、職人の技術で「深み」を加えていくのがプロの仕事です。ここでは、実際の現場で特に人気が高く、私たち職人も「これは綺麗に仕上がるな」と手応えを感じる代表的な3つの手法をご紹介します。

  1. クリヤー塗装(元のデザインをそのまま透明で守る)

「今の外壁のレンガ調のデザインがすごく気に入っている」「築浅のときに選んだサイディングの風合いを、このままの形でキープしたい」というご要望に対して最強の選択肢になるのがクリヤー塗装です。

仕組みとメリット
➡色のついた顔料を一切含まない、完全な「透明な塗料」を外壁にコーティングします。UVカット効果や高耐候性の樹脂が入っており、外壁の表面に強力な透明の膜を作って、紫外線や雨風からボードを保護します。下地の色がそのまま透けて見えるため、新築のころの「ツヤっ」とした輝きがそのまま戻ってきます。

注意点(ここが重要)
➡クリヤー塗装は「透明」であるがゆえに、ごまかしが利きません。もしすでに大きなひび割れや激しい色褪せがある場合、その劣化が丸見えになってしまいます。「傷の上から透明なセロハンテープを貼った状態」を想像してもらうとわかりやすいでしょう。そのため、目安として築7〜10年以内の比較的浅い段階でしか選べない点に注意が必要です。

  1. ダブルトーン(2色・3色塗り)工法

サイディングボードの「ベースの部分」と「凸の部分(模様)」を、違う色で塗り分ける技術です。まず全体にベース色を綺麗に塗り、その上から凸の部分だけに特殊なローラーやスポンジ等で別の色を重ねていきます。

メリット
➡遠くから見たときの「立体感」と「重厚感」が単色塗りとはケタ違いになります。本物のタイルや天然石にしか見えないような深い陰影が生まれ、一気に邸宅のような高級感を演出できます。

注意点
➡完全に「職人の手仕事」となるため、職人の技量によって仕上がりに差が出やすく、手間の分だけ工期とコストが少し高くなります。しかし、それらを補って余りある満足度が得られます。

  1. エイジング塗装・特殊左官仕上げ

モルタル外壁や、あるいはサイディングの目地を専用パテで完全に平らに埋めた上から、コテや特殊なローラー等を使って、あえて「ムラ」や「アンティーク調の風合い」を創り出していく工法です。南欧風やモダンコンクリート風など、自分の「好き」を徹底的に形にできます。

特徴と注意点
➡既製品のカタログには絶対に載っていない、世界に一つだけのオーダーメイド外壁が手に入ります。将来の部分補修時に全く同じテクスチャーを完璧に再現するのが難しいため、事前の打ち合わせが不可欠です。

・第3章 デザイン塗装を成功させるための「3つの絶対条件」

現場を見てきたプロとして、失敗しないための鉄則が3つあります。施工を依頼する前に、ぜひこの視点を持っておいてください。

  1. 見えない部分、「下地処理」にどれだけこだわりを込めるか

デザイン塗装の仕上がりを左右するのは、塗料の色でも技法でもありません。「塗装する前の下地が、どれだけ完璧に整えられているか」に尽きます。透明なクリヤー塗装の下にあるひび割れは、レンズを通したようによりくっきり強調されてしまいます。高圧洗浄、クラックのV字カット、ケレン掛けといった「地味な下地処理」にどれだけ手間をかけてくれる業者かを見極めましょう。

  1. カタログの小さな色見本を信じない(「面積効果」の罠)

色は、面積が小さければ小さいほど「暗く・濃く」見え、大きくなればなるほど「明るく・薄く」見えます。カタログの小さな見本だけで決めてしまうと、「思っていたより白っぽい」といったギャップが生じます。必ずA4サイズ以上の特注塗り板見本を作成してもらい、朝・昼・夕の時間帯ごとの見え方を確認しましょう。

  1. 「お家のまわりの環境」と塗料のグレードのバランス

日当たりの強い立地や湿気のこもりやすい住宅密集地など、お家の環境によって求められる塗料の性能は異なります。「美観の維持」と「建物を守る耐用年数」のバランスが一番取れている仕様を選ぶことが重要です。

  1. 西成区にて屋根・外壁塗装〈屋根ひび割れの部分補修も〉
  2. 住吉区にて無機塗料による外壁・屋根塗装〈遮熱塗装〉
  3. 淀川区にて外壁クリア塗装〈高耐久無機塗料〉
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